生成AIを活用して、教育支援と保健室の未来を考える
生成AIの進化は、教育現場にも新たな可能性をもたらしています。本セミナーでは、教育支援や保健室における活用事例を紹介し、AIツールを実際に体験しながら、現場での実践的な活用方法を探ります。
特に養護教諭や教育支援スタッフにとって、生成AIが日々の支援にどう活かせるかを具体的にイメージできる内容です。参加者同士の対話を通じて、明日から使えるアイデアやヒントを得られることを目指します。
また、生成AIに関心をもつ教育関係者がつながるネットワークづくりのきっかけともなる場です。
こんな方におすすめです!
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保健室でのICTや生成AIの活用に関心のある養護教諭の方
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教育相談・生徒支援において、AIを活かした新しいアプローチを模索している教職員の方
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校務改善や業務の効率化を見据えて、生成AIの可能性を知りたい管理職や教育支援スタッフの方
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他校・他地域の実践に触れ、現場での工夫やアイデアを持ち帰りたい方
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同じ関心をもつ教育関係者と情報交換やつながりづくりをしたい方
イベント概要
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日時:2025年7月19日(土)13:00〜15:00
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会場:グラングリーン大阪 ROOT
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対象:教育機関関係者(教職員・養護教諭・教育支援スタッフ 等)
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定員:20名(先着順)
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参加費:無料
- 共催:とりあえずほけんしつ、一般社団法人インパクトラボ
講師
南部 久貴(滋賀県立彦根東高等学校 教諭/立命館グローバル・イノベーション研究機構 補助研究員)
公立高校の英語科教師。ChatGPTなど生成AIの教育現場での活用に関心を持ち、授業や校務での実践を積み重ねながら情報発信を行っている。著書に『ChatGPT×教師の仕事』(明治図書出版、2023年12月)や『英語教師のためのChatGPT活用ガイド』(明治図書出版、2024年7月)があるほか、明治図書「教育zine」、同「授業力&学級経営力」、東洋経済education × ICT、教育新聞、先端教育、大学ジャーナル、読売新聞など、多数のメディアで執筆・取材協力を行っている。
山村 和恵(立命館守山中学校・高等学校 養護教諭)
立命館大学大学院応用人間研究科修士課程修了、思春期保健相談士。保育園から高等学校までの勤務経験を経て、現在、立命館守山中高の養護教諭。性教育/教育支援/デジタル保健室担当。チャイルドライン滋賀スーパーバイザー及び『とりあえずほけんしつ』代表。保健室を取り巻く課題について実践的な支援策を模索する場として活動している。共著『子ども若者ケアラーの声から始まるヤングケアラー支援の課題』(クリエイツかもがわ)など。メタバースや生成AIを活用した「デジタル保健室」が日本教育情報化振興会主催のICT夢コンテスト2024にて文部科学大臣賞(地域)を受賞。
司会進行:上田隼也(一般社団法人インパクトラボ)
熊本県益城町出身。立命館大学を卒業と同時にインパクトラボを設立し、代表理事に就任。持続可能な社会の実現に向け、教育・研究・実践面からアプローチし、企業や大学等と連携した様々なプロジェクトを展開する。現在は、立命館大学デザイン科学研究所客員研究員や滋賀県立守山北高等学校地域連携コーディネーターとして普通科改革に取り組む。著書「SDGs表現論-プロジェクト・プラグマティズム・ジブンコト」(共著)など。
タイムスケジュール(予定)
13:00〜 開会・趣旨説明、参加者自己紹介
13:10〜 セッション①:生成AI講義+ミニワーク(講師:南部 久貴)
13:50〜 セッション②:話題提供「保健室における生成AIの活用」(講師:山村 和恵)
14:10〜 小グループディスカッション:教育支援現場での応用アイデアを探る
14:45〜 全体共有・まとめ
15:00 閉会
主催・協力
本セミナーは以下の研究の一環として実施します。
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立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)「記号創発システム科学創成」
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JST RISTEX「ケアの葛藤によりそい、ケアラーの社会的孤立・孤独を予防する包括的支援システムの構築」